ノンリニア編集について

有名な編集ソフトとして、アビッド テクノロジー株式会社「Avid Xpress Pro」アップル社の「Final Cut Pro 」がある。どちらも似たような操作性だが、ファイナルカットの方が若干、操作が簡単と言える。しかし、ファイナルカットには欠点がある。

それは、0Ｈをまたげない事。0ＨShowの素材をハードディスクに取り込む作業（デジタイズ）時、VTRを「ローカル」にしなければならないのは非常に面倒な作業である。また、音声1〜4CHを同時に取り込む事が出来ない（1・2CHor3・4CH）ヴァージョンも存在する

2006年11月現在、ノンリニア編集だけで番組を制作している所は非常に少ない。なぜならば、時間が掛かるからだ。テープ素材をPCのハードディスクに取り込み、編集して、レンダリング。という流れだが、このレンダリングに掛かる時間が非常に長い事を考えれば、リニアの方が時間を短縮できるというわけである。現時点では、オフライン編集で使用される事が多い。